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慶應大学受験コース

慶應大学受験コースは、慶應義塾大学(経済学部・法学部・商学部・文学部・総合政策学部・環境情報学部・理工学部・薬学部・看護医療学部)を目指す優秀な高校生を対象とした特別コースです。

慶應義塾大学の入試出題傾向

経済学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 長文問題はすべてマーク式で英作文は記述式。長文問題では空所補充や語句整序、内容一致問題が出るが、基本問題からハイレベルな問題まで幅広く出題され、イディオムの問題も見られる。文法・語法をしっかりと理解していなければ、内容一致問題を解くことはできない。筆者の主張や論点を把握することも重要だ。また、経済学部の英語の特徴的な問題の一つとして、3人の日本語での会話文の英訳が出題される。友人同士の会話など一見平易な文章だが、意外と英語で訳しにくく、課題文の文脈を把握し、英語で訳すことのできる言葉に言い換えて英訳する能力が求められる。最後に約200~300wordsの自由英作文が出題される。自由英作文は長文問題の内容を踏まえたものであり、ある主張に対して賛成か反対か、そして長文の文章を引用しつつその理由を述べるものが頻出である。文全体の論理が通っているかが問われるので、普段から常にロジックを意識しながら英文に触れておくとよい。政治関連や女性問題などの現代的なテーマが扱われるので、時事問題についての関心も深めておく必要がある。英作文に関してはZ会の『自由英作文編 英作文のトレーニング』を推奨。
数学 数Ⅰ・Ⅱ・数A・Bから出題される。典型的な基本問題が多いが、問題量が多いので、時間が足りなくなる。それゆえ、基本的な問題を解く能力だけでなく、時間内に解くスピードも求められる。様々な分野から問題が出題されるので、偏りなく学習していなければならない。河合出版の『文系数学の良問プラチカ(数学Ⅰ・A・Ⅱ・B)』や東京出版の『大学への数学 1対1対応の演習 (数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学B)』などの定評のある参考書で基礎的な問題の解法を暗記すると同時に、時間を計りながら過去問を解く練習をして自分なりのペースを把握することが合格への鍵となる。(数Ⅲ・数Cの知識によって即解できる問題もあるので、時間が無くなった時は裏技として使うのも有効。)
世界史 1500年以降のいわゆる近現代史と呼ばれる分野が中心に出題されている。特に、アメリカ金融史が頻出。出題範囲が狭いので、多くの受験生は油断しがちだが、勘違いしてはいけない。慶應経済の世界史は政経の知識も必要とし、時には日本史の知識も知らないと解けない問題も出題される。また、グラフィック問題が多いので、資料を分析して読み解く訓練も必要である。さらに、論述問題も出題されるので、体系的に理解した上で端的にまとめる訓練もしておかなければならない。また、起きた出来事の順番を問われる問題も出題されるので、年号や因果関係なども丁寧に覚えておきたい。
日本史 記号選択式の問題と論述式の問題で構成されている。慶應の中学受験と同様に、グラフ・表・地図などから情報を読み取らせて論述させる問題がよく出るので、特別な対策が必要となる。また、年代配列の問題もよく出るので、重要な事件や出来事の年号もしっかりと覚えて、時代の流れを把握しておくことも必須です。
小論文 経済学部だけあって、経済的な内容が出題されることが多い。動物園経営や地方再開発問題など幅広い分野にわたる。内容的には、本文の要約と自分の考察を答えさせる2題。対策として、普段から新聞や朝日キーワードなどを読んで自分なりの意見を論述する練習をしておくとよい。

法学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 近年、法学部の英語では、大問1題が、文法の正誤問題に充てられている。2015年度のように数個の選択肢中から誤文を答えるパターンや、2016年度のように、それぞれの文の誤りを指摘するパターンがある。2016年度のパターンでは、誤文の文法的誤りの位置を指摘するだけでなく正しい文かどうかも吟味する必要があり、きめ細かい学習・注意力が要求される。同様に近年出題が続いているのが会話文の問題である。他の私大で出題される会話文とは異なり、表現も独特なものが多く難易度は高いので、日頃から会話表現に注意して親しんでおかなければ対処できない。また、一見難易度が高く思えても安定した得点源にできるのが、長文中の単語の辞書的意味を選択する設問である。難解な単語が多いが、決してそのレベルの単語を暗記する必要はない。下線の単語が動詞・名詞・形容詞などのどれなのか認識し、文脈から意味を判断する癖をつければ満点は可能だ。長文は1000wordsを軽く超えるものが出題されるので、語彙力だけでなく、速読力も求められる。近年は段落ごとに設定されている問題も多いため、文章を読む前に設問を確認し、段落ごとに解いていくことで時間短縮につながる。毎年ではないがアクセント問題も出題されるため、単語を覚える際には発音も意識する必要がある。法学部入試において英語の配点が200点と全体の半分を占めることを考えると、英語の重要性は非常に高く、得点源にすることが合格への第一歩である。
世界史 空所補充の記号選択式の問題が中心。センターレベルの問題が半分以上なので、教科書を中心にしっかりと基礎を固めていればそこまで心配はない。むしろ、聞いたことのない人物名や歴史用語がでてきても慌てないことが重要である。しかし、それだけでは合格点には至らないので、山川の世界史用語集で頻度5以上のものぐらいはおさえておきたい。また、図表を利用して視覚から暗記することも有効である。図表などに載っている豆知識なども活用してみよう。高校の世界史の内容では解答不可能な問題もあるが、対策の必要は特にない。また、抽象的な用語を求められることが多いので、過去問でしっかりと補充することも必要である。東進の『世界史B一問一答』を使い込むと、かなりの強みになる。
日本史 空所補充の記号選択式の問題が中心。同一テーマに対して幅広い時代にわたって出題される傾向があるので、教科書を読みながら一問一答式の問題集をやるよりも、予め、それらがまとまって出題されているテーマ別の問題集や難関大学の過去問を数多くこなした方が高得点を望める。
小論文 主に論文や小説を読んでの要約とそれに関係した自由論文が課される。要約については、文のレベルも高く分量も多いので、精読と速読の力が要求される。普段から、現代文の問題や新聞などで400字程度に要約する訓練をしておきたい。また、時事的な内容や死刑問題など答えが難しい問題も出題されるので、常にニュースなどを見て、自分なりの意見を論理的に考えて整理しておくとよい。練習の段階では、典型的な小論文の型に合わせることを考えるよりも、自らの意見をどのように小論文らしく展開していくかに着目するとよい。また、読み手の立場に立って、読みやすい文の長さや、読みやすい字を意識することも重要である。

商学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 長文読解問題が3題程出題される。経済学部や法学部と比べると難解な問題は少ないので、基本的な長文読解能力を身に付けていれば問題なく解ける難易度である。しかし、全問を通じて英問英答であり,長文空所補充問題が1つ増えたことを考えると試験時間90分の中でかなりの量の英語を読んで解答しなくてはならないため、日頃から長文速読の訓練が必要である。内容も商学部らしいビジネスに関することが多いので,新聞の社説やコラムなどを日本語でも良いので毎日読んで経済的な知識を蓄えておくと入試で役立つかもしれない。文法問題に関しては、難解な文法と語法が出題されるが、文法の参考書に載っている基本事項やイディオムをしっかりと理解したうえで、過去問や応用問題を解く訓練を積んでいれば、さほど大きな失点をすることはない。また、短文読解や、動詞を適当な形に変形して空所に補充する問題など、さまざまな種類の問題が出題されるので、どんな問題にも対応し、ある程度の早さで解く能力が求められるので、日頃から多彩な英文に慣れておく必要がある。基本的な文法の習得に関しては桐原書店の『英文法ファイナル問題集 標準編』や『Next Stage』を推奨。
世界史 記号選択式の問題・記述式の問題・論述式の問題がバランス良く出題される。論述や記述と聞くと、難しく感じてしまうかもしれないが、多くはセンターレベルの知識の組み合わせで論述できる問題となっている。2016年は難易度の高い問題が多く出たが、基本問題をきっちりと解く力があれば十分な合格点をとることができるだろう。短文論述の問題も出題されるので、事項の説明や生じた理由などを文章で書く練習もしておきたい。近年の受験生は一問一答式の問題を暗記するのに多くの時間を割きがちだが、事件の前後関係などの歴史的な流れや時代背景なども意識して学習しなければ、高得点は狙えない。現代のさまざまな問題が生じた背景にも留意しつつ学習することも大切だ。また、社会経済関係の分野が多く出題される傾向があるので、文化史を含めたテーマ別の問題集で、その分野の問題をしっかりとおさえておくことも必須。さらに、高得点を狙うなら、経済学部と同様にグラフィック問題対策として資料を分析して読み解く訓練もしておく必要がある。山川出版社の『詳説世界史』で時代の流れを理解しつつ単語を覚えることを推奨する。
日本史 記号選択式の問題・記述式の問題・論述式の問題がバランス良く出題される。他の学部と比較すると、難問は少なく、経済史と文化史を中心に基本的な問題が多く出題されているので、教科書と一問一答式の問題集で基礎的な知識を固めると同時に、テーマ別の問題集を用いて経済史と文化史の問題をおさえてから過去問をやっておけば、合格点は取れる。
地理 記号選択式の問題・記述式の問題・論述式の問題が出題される。系統地理では政治経済的な問題も出題されるので、普段から幅広い分野を学習しておく必要がある。地誌においても各分野から幅広く出題される傾向があるので、偏りのない学習を心掛けたい。教科書レベルの基本的な問題が中心なので、日頃からの基礎的な知識の定着が問われる。論述式の問題の対策として、今まで学習した知識を文章でうまく表現する訓練も必須である。東進ブックスの『山岡の地理B教室』を教科書代わりに用いて基本的な知識を身に付け、山川出版社の『地理用語集A・B共用』を辞書代わりにし、帝国書院の『新詳高等地図』を見ながらZ会の『実力をつける地理100題』などの問題集の問題を解いた後に過去問に挑戦するのがお薦め。
数学 このテストで必要とされるのは、論文や数理的文章から正確な情報を読み取り、それらを推理・推測して論理的に記述する能力である。この中には計算問題も含まれるが、計算自体は容易なので、論述されていることをしっかりと読み取ることができれば、大丈夫である。この科目で受験を考えている学生は、過去問をしっかりと解き、先生などに添削、解説してもらうとよいだろう。
小論文 数Ⅰ・Ⅱ・A・Bから出題。一般的なテキストに載っている典型的な問題から出題される。センターレベルの基本的な数学力があれば、それほど頭を悩ます問題は、ほとんど無い。しかし、所々で公式を丸暗記しているだけでは解答できない問題が出題されるので、公式の証明や意味を理解し、それを用いて問題を解く力を身に付けているかどうかで差が出る。2016年は昨年度より問題数は増加したがその分難易度は若干易化したため、標準的な問題を確実に解ける力があれば、試験会場で慌てることはないだろう。

文学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 英語は10年以上、超長文読解問題1題と英作文であったが、2011年度から長文が2題に増加した。2013年には元の形式に戻ったが、今後も長文が2題になる可能性はある。形式は国公立の記述式問題に近く下線部和訳と英作文が中心なので,通常の私大とは異なる対策が必要になる。和訳においては、代名詞が何を指すのかを明確にしたうえで日本語的に分かりやすい文章に直せる能力があるかどうかを試されるので、日頃から直訳から意訳に直す訓練をしておく必要がある。英作文は、長文の中で用いられている構文や熟語を用いれば、文章を作ることができるようになっているので、これに敢えて力を入れる必要は無い。また、長文に関しては非常に難解な哲学的な内容のものが多く、単語帳に載っていない単語も頻出するが、辞書持ち込み可なので、敢えて難しい単語集で補強する必要は無い。英語圏の国の歴史や文化について書かれた文章を紙の辞書を引きながら1日最低1題訳していれば、合格点は取れる。集中力を保ちながら超長文を読み進める訓練は必須。河合塾の『やっておきたい英語長文1000』を推奨。
世界史 アメリカ史と中国史が頻出。文化史は必出なので、他の分野よりも入念に学習しておくとよい。問題のほとんどが記述式なので、答えとなる用語をしっかりと漢字で書けるようにする必要がある。例年、出題範囲が広いので、極端な弱点分野を作らないことも必要である。山川出版社の『ナビゲーター世界史B』に目を通しておおよその流れを把握した後に、Z会出版の『入試によく出る世界史B用語&問題2000』を用いて頻出用語問題を完璧にしてから過去問をやれば、合格最低点は取れる。それ以上の点を取りたかったら、世界史図説や世界史B用語集を確認しながら学習を進める習慣を身に付けるしかない。
日本史 記号選択式の問題と記述式の問題が半々ぐらいで、政治史・経済史・外交史・文化史など幅広く出題される。史料問題が毎年出題されるので、文英堂の『菅野の日本史必出史料』などの史料問題集を最低一冊はやっておくとよい。近年、原始時代の問題が一年置きに出題されているので、この辺の対策も疎かにはできない。相互に関連した問題が一気に出題される傾向があるので、東進ブックスの『日本史B一問一答』などの頻出用語問題集で用語問題を完璧にするだけでなく、山川出版社の『日本史B用語集』を用いて重要な出来事と人物と作品に関して細かく調べて、それらの関連性も把握しておくと高得点が取れる。
小論文 文学部の小論文は、あるテーマに関する課題文があり、それを読解し、①要約し、②それに関して論述するという形で出題される。課題文の傾向として、テーマは文化的、感覚的なものが多く、それらが抽象的で曖昧に論述されているので、一見、非常に難解に感じられる。しかし、要約は筆者が述べたいことをしっかりと掴むことができれば、それほど難しいわけではない。論述に関しては、現代の身近なものに結び付けられる場合が多いので、普段からニュースや新聞などを見て、ある問題に対して、自分は、どう考えるのか、その理由は何かを述べる訓練をしておくとよい。

総合政策学部と環境情報学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 2学部の出題傾向はほとんど同じで、学部創設以来、形式も変わっていなかったが、2016年の入試ですこし出題形式が変化した。ふつうの長さの長文が2題と超長文が1題であった。:空所選択補充問題:10問、内容一致問題:5問が2題の計30問となっている。そして3題目の超長文は例年通り:空所補充問題20問、内容一致問題10問の計30問であった。難易度は、最初の2題は出題形式変更初年度ということもあってか、標準的なレベル、またはやや易。3題目の超長文は例年通り語彙レベルも非常に高く内容も難解なものが多い。内容一致に関しては、和訳を読んでも分からない様な難題も出題される。それゆえ、パラグラフごとにしっかりとトピックを捉えて読み進める訓練をしておきたい。学部の特性上、様々な前提知識がある方が読解において有利になるため、インターネットや書籍などを積極的に活用して英語・日本語を問わず幅広い教養を身につけ、総合的な読解力を養成しておくべきである。超長文対策としては、東京工業大学・東京医科歯科大学・東京大学などをはじめとする国公立大学や、早稲田大学をはじめとする各大学の国際系学部の過去問、若しくは『やっておきたい英語長文1000(河合出版)』『英語長文問題精講(旺文社)』などで対策していくことをおすすめする。様々な大学の過去問の長文を読み、多種多様なテーマに対して知識を得ておくことが非常に有効である。
数学 数Ⅰ・Ⅱ・A・Bから出題される。論理的で数学パズル的な問題や確率など他の大学では見られないような問題が出題される。まずは、数Ⅰ・Ⅱ・ABの基礎的な力を身に付けて、次に、過去問をやりこんで傾向を掴みたい。また、日頃から数学パズルのような問題に慣れ親しんでおくことも、有効である。
情報 解答の形式は全問選択式である。情報モラルに関する事項とデータ処理、アルゴリズムに関する事項がメインとして出題される模様。小数を含む二進数の問題も含むので、事前に確認が必要だと思われる。後半の問題には数学的思考力が必要になると思われる。アルゴリズムに関しては、演算や処理を行うためのフローチャートを発想できることが必要となる。
小論文 (総合政策)
政策的な課題文を読ませて、それに関する自分の意見を論述させる問題である。短い時間で課題文からより重要なポイントを掴む力が要求される。現代の社会問題に関して論述しなければならないので、日頃から様々な分野の知識や様々な立場の人の見解に興味をもち、それらの知識や見解を踏まえたうえで、自分の意見を述べなければならない。
(環境情報)
課題文で述べられている問題を正確に分析し、解決に導くといった形式の論述問題である。年によっては科学的、数理的観点からの分析をさせることもあるので、過去問を通して対策をしておきたい。また、回答者が入学後にどのようにキャリアを展開させていくのかを問う問題もあるので、入学後の自分を思い描き明確に論述できるようにしておかなければならない。

理工学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 自然科学系の長文読解問題と文法・会話文・語法・英作文が出題される。大部分が記号選択式の問題で、最後の和文対照英文空所補充問題のみ記述式。文法と語法問題は基本的な熟語や構文の知識があれば、十分に対処できる。頻出の単語帳には載っていないが、自然科学系の長文問題では頻出する専門用語の単語が選択肢の中に出てくる。過去問の選択肢の中の単語を入念にチェックして覚えておけば、ある程度は対処できるが、このような専門用語を補強して高得点を望むのなら、新書の『単語王2202』を1冊やっておくと良い。過去問を解いてみるとマイナーな単語が出てくることが度々あるが、そのような単語をすべて網羅することは不可能なので、それらを前後の文脈から推測して解けるよにする訓練もしておかなければならない。長文は過去問をやる前に代々木ライブラリー出版の『ポレポレ英文読解プロセス50』などを読み込んで鍛えておくと良い。理系で英語を苦手とする受験生も多く受けるため、英語で点数を稼ぐことが大きなアドバンテージとなる。国公立と併願する場合、過去問に一切触れずに受験する受験生もいるが、傾向が全く異なる上に速読・時間勝負となるため、少なくとも3年分は解いて時間配分などを確かめておく必要がある。
数学 数Ⅲの出題割合が比較的高いが、それよりも分野の偏りがないよう満遍なく学習していくことが肝要である。数Ⅲ分野からは微分・積分・数列・確率などのテーマが多く出題されているが、数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数Bの分野と融合するような形式で出題されることが多いので、そのような形式の問題にも慣れておく必要がある。他分野からは、数Aの場合の数と確率・整数問題、数Ⅱの図形と方程式などのテーマも頻出である。特に、確率は毎年出題されているのでしっかりと対策するべきである。また、関数に関連する分野の知識を深く問う問題も多く、二次関数・三角関数・指数関数・対数関数・微分・積分等は重点的かつ横断的に学習しておく必要があるだろう。証明問題などの論証力を要求する記述式の問題も出題される。図形の知識とセンスを要求する問題や工夫して数え上げをしなければ解けない問題も出題されるので、そのような問題を掲載している問題集で補強しておくとよい。『チャート式 基礎からの数学』や大学への数学シリーズ 『1対1対応の演習』などの問題集を利用して典型問題の処理能力を養ってから大学への数学シリーズ『新数学スタンダード演習』や過去問を解くのがお薦め。時間があれば『大学への数学 微積分基礎の極意』で微積分の感覚をつかもう。
物理 解 近年の出題は、力学、電気、波動および熱力学、の大問3つの出題で固定している。分量は適量ではあるものの、計算力の増強と時間配分の感覚は早めに養っておくとよいだろう。時間切れと符合ミスなどには注意したいところ。理工学部の特徴としては、図やグラフを描く問題が毎年のように出題され、特に、力学分野では力の図示の問題、電磁気分野ではグラフを扱った問題の出題頻度が高いことが挙げられる。空欄補充形式の出題への対応は、過去問を解いて、数式やグラフから物理的な意味や特徴を読み取る習慣を付ける必要がある。物理法則や公式がどのような事象を表しているのかを確認しておくと大いに役立つだろう。具体的な対策としては、『実戦 物理重要問題集 物理基礎・物理(数研出版)』『名門の森物理(河合塾シリーズ)』などで典型的な問題を習得した上で、過去問演習に進むのがおすすめである。時間的に余裕があれば、過去問に関しては別解を考えたり、より一般的な状況を検討したりすることで研究していくのがよいだろう。とかく標準問題を多角的な視点から自分のものにしていく作業が重要と思われる。
化学 大問3題の構成で、2題は理論・無機から(理論・無機は分野横断的に出題されることが多々ある)、残りの1題は有機から出題される。問題の形式は語句・化学反応式・数値の記述や穴埋めとなっている。このうち特徴的なのは、有機化合物の構造決定問題が頻出という点である。2015年には、油脂やトリペプチドの構造決定といった少々厄介な出題も見られ、差がつきやすい箇所であっただろう。反応機構の流れを中心として、重点的な学習をしておくことが望ましいだろう。さて、出題全体に関する具体的な対策法であるが、難問は年々減少しているため、やはり基礎に重きを置く勉強法がよいだろう。手順としては、まず教科書レベルの用語の確認をして化合物の知識などの整理をし、次に、『福間の無機化学の講義(旺文社)』や『鎌田の有機化学の講義(旺文社)』に目を通し、最後に、『実践化学 重要問題集-化学基礎・化学(数研出版)』や過去問などを用いて実践的な問題演習を行うという流れがおすすめだ。必要に応じて、『化学の新研究(三省堂)』を辞書的に活用し、理解を深めるのも併せておすすめする。

薬学部の入試出題傾向

科目 出題傾向
英語 記述(内容説明・和訳・整序英作文等)と記号選択の問題構成。英語総合問題の長文が3題出題される。語数は1000word弱のもの。他学部に比べ長文自体のレベルはさほど高くないので、基礎的な文法や読解力が重要となってくる。河合塾の『やっておきたい英語長文700』や東進ブックスの『英語長文レベル別問題集 5(上級編)』など、最難関の1つ下のレベルの長文問題集を使って一般的な英語総合問題の対策をしておけば十分である。
数学 数字穴埋め式マーク問題。数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数Bから出題される。特に、確率の分野が頻出。基本的な問題が中心なので、数研出版の『チャート式 基礎からの数学Ⅰ+A』・『チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B』などを用いて、典型問題の処理能力を養っておきたい。また、一部で難問も出題されるので、過去問を解き、実践的な応用力も養っておきたい。
化学 大問3題の構成で、そのうちの2題は無機化学分野から、もう1題は有機化学分野から出題される。特に、有機化合物の構造決定問題(結晶構造)が頻出である。問題の形式は語句・化学反応式・数値の記述や穴埋めである。難問は年々減少しているため、まず、教科書レベルの用語の確認をして化合物の知識の整理をし、次に、旺文社の『福間の無機化学の講義』や『鎌田の有機化学の講義』に目を通し、最後に、数研出版の『実践化学 重要問題集(化学基礎・化学)』や『化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集』や過去問などを用いて実践的な問題演習をやっておけば十分である。

薬看護医療学部の入試出題傾向

一次試験
科目 出題傾向
英語 記号選択式の文法正誤問題・長文空所補充問題・文脈整序問題や下線部和訳などの記述式の問題と100~150ワードの簡単なエッセイ自由英作文が出題される。長文に関しては他学部に比べるとかなり短いので、特別な対策は不要である。文法問題に関しては、桐原書店の『頻出英文法・語法問題1000』などを推奨。ⅠやⅡの対策として、意味は異なるが形の似た表現、間違えやすい表現などをきちんと整理しておくことが大切である。エッセイ自由英作文は、比較的書きやすい内容が多いため100ワードを埋めることはさほど難しくない。簡単なミスをしないように気を付けることが大切である。書き終えた後、1回読み直すことで三単現のs忘れや時制・スペルミスなどはほとんど発見することができるので、見直しの時間を確保すべき。
数学 空所補充問題が3つ、記述問題が2つ出題される。確率や数列の問題が頻出。問題数は少ないが、量が多いので、計算のスピードも要求される。出題範囲はⅠA・ⅡBなので、経済学部と商学部と総合政策学部と環境情報学部の問題も解いておくとよい。大問5は近年、証明問題が出題されているので、数学的帰納法や背理法などの学習もやっておく必要がある。
生物 生物IIからの出題が多く、遺伝子・進化・系統・分類などの分野からの出題も非常に目立つ。DNAに関する問題や病気に関する問題の知識は必須である。
化学 出題分野は毎年変わるので、予測しにくいが、電離平衡の問題と天然有機化合物の問題が出題される確率は高い。知識力よりも思考力を試す問題が出題されるので、思考力を養うための訓練も必要となる。
二次試験
科目 出題傾向
小論文 課題文を要約した後に、自分の見解を述べさせる論述形式。医療に関するテーマが出題されることが多い。
面接 カードに志望理由・高校時代に頑張ったこと・ボランティアの経験・所持資格・趣味・特技・併願校名・入学後に学びたいことなどを記入した後に、記入内容について簡単な質問を受ける。 その他、医師と看護師の違い・看護師として活躍したい分野・理想の看護師像・看護師になる上で不安なことなどが聞かれる。


慶應義塾大学一般入試概要

学部 学科・
試験方式
募集人員 第1次
試験
第1次
合格発表
第2次
試験日
合格
発表日
入学金等
振込期間
入学手続
書類郵送
締切日
経済学部 A方式
B方式
420名
210名
2月13日(水) 2月25日(月) 3月5日(火) 3月13日(水)
消印有効
法学部 法律学科
政治学科
230名
230名
2月16日(土) 2月21日(木) 3月1日(金)
商学部 A方式
B方式
480名
120名
2月14日(木) 2月23日(土) 3月4日(月)
文学部 580名 2月15日(金) 2月23日(土) 3月4日(月)
総合政策学部 275名 2月17日(日) 2月25日(月) 3月5日(火)
環境情報学部 275名 2月18日(月) 2月25日(月) 3月5日(火)
理工学部 学問1
学問2
学問3
学問4
学問5
125名
110名
130名
160名
125名
2月12日(火) 2月22日(金) 3月4日(月)
薬学部 薬学科
薬科学科
100
50名
2月10日(日) 2月21日(木) 3月1日(金)
看護医薬学科 70名 2月11日(月・祝) 2月17日(日) 2月20日(水) 2月25日(月) 3月5日(火)


慶應大学受験コース 通常授業 料金・時間割

入塾金:33,000円(テキスト代金 別途)

■ 通常授業 受講料 月間(テキスト代金 別途)
慶應大学受験コース 週1回 週2回 週3回 週4回 週5回
高1~高3 30,250円 60,500円 90,750円 121,000円 151,250円
■ 通常授業 時間割(1コマ:90分)
慶應大学受験コース
1コマ目 15:20~16:50
2コマ目 17:00~18:30
3コマ目 18:40~20:10


慶應大学受験コース 特別講習 料金・時間割

期間:12月18日(水)~12月27日(金)
※冬期講習の期間中は土・日も開校して授業を行います。
※12月28日(土)~1月7日(火)の正月休みの期間中は休校です。

■ 冬期講習 受講料(テキスト代金込み)
慶應大学受験コース 慶應大学受験 Aコース
(20コマ)
慶應大学受験 Bコース
(30コマ)
慶應大学受験 Cコース
(40コマ)
高1~高3 151,250円 226,875円 302,500円
■ 冬期講習 時間割(1コマ:90分)
慶應大学受験コース
0コマ目 13:40~15:10
1コマ目 15:20~16:50
2コマ目 17:00~18:30
3コマ目 18:40~20:10